居酒屋オーナーの「Kさん」が南伊豆まで来てくださり、4泊の「包丁特訓コース」に参加してくださいました。
ケガもなく最終日を終え、無事にお帰りになりました。
Kさんは、数か月前にネットで弊社サイトを見つけ「PROCEED(完全片刃の洋包丁)」を購入してくださいました。
先代のお父様が完全片刃の洋包丁で仕事をしていたことを知り、完全片刃の洋包丁の研究と販売をしている弊社の活動に興味を持ってくださったそうです。
購入後、弊社サイトを参考にご自分で研究や練習をしたそうですが、最終的に「習った方が早い!」と判断し、特訓コースに参加してくださったとのことでした。
Kさんは「ニッポン全国物産展」にも来てくださり、あらかじめ面識があったことも参加を決めてくださった理由のひとつかもしれません。
◎包丁特訓コースとは
包丁特訓コースとは、基本的に「午前と午後各2時間・1日4時間」の練習をするコースです。
特訓の舞台は状況によって変わるのですが、今回は私が仕事をしている店の厨房がメインでした。
重点的に学びたいことがある場合はそれに集中して学ぶことも可能です。
「千切りを極めたい・みじん切りを極めたい・ユニバーサルエッジの砥ぎ方を学びたい」、また、「カレーの仕込みをやってみたい」などでもOKです。
料金は1日1万円で、食材費や飲食費も含まれます。
休憩時間には、ドライブをしたりバイクに乗ったりもできます。
たまたまクリスマスシーズンに来てくださったKさんは、休憩時間にサンタさんや常連さんとの会話を楽しんでくださいました(笑)
◎Kさんの上達度
Kさんは居酒屋のオーナーということもあり、はじめからある程度包丁を使うことができていました。
スライド切りとスイング切りの違いや、刃渡りを長く使うことなど、助言をした部分もありましたが、自分で自分の悪い部分に気付くこともでき、気付いたときは自分で修正をしてくださいました。
以下は大根の千切りの画像です。
短期間で上達した度合いがわかります。
◎片刃の洋包丁
「片刃の洋包丁」というと、南伊豆の「かくれうなぎ誕生の店 川八」といううなぎ屋のオーナーが書いてくださったブログの記事が、PROCEEDの販売を始めたばかりの私を勇気づけてくれました。
ブログには、オーナーが30年以上前から片刃の洋包丁を使っていたことや、当時包丁メーカーに「片刃の洋包丁はない」と言われた話、そしてPROCEEDとの出会いとユニバーサルエッジにカスタムしたご自分の洋包丁について書いてくださっています。
また、カスタムした片刃の洋包丁で切るオニオンスライスの動画もあります。
川八さんのブログはこちら→片刃の洋包丁
※「片刃の洋包丁」と検索してみてください。弊社サイトのすぐ下に川八さんのブログ記事が表示されると思います。
川八さんのオーナーは「包丁なんでも相談室」に何度か来てくださり、息子さん用とプレゼント用のPROCEEDもご購入くださいました。
私も、南伊豆にお客様がいらっしゃると川八さんで食事をすることもあり、包丁を通して新しい交流ができました。
紹介したブログの最後には、「世界中に片刃の洋包丁が知れ渡る日が来ると思うとわくわくします」とあり、それはインスタグラムで「紫玉ねぎのみじん切り」の動画が1億回再生されたことで実現したような気がします。
次は「世界中に知れ渡る」ではなく「世界中で使っていただく」が目標になりました。
◎最後に
現代は新品状態から片刃の「ユニバーサルエッジ」があります。
今後、世代が進むたびに片刃の洋包丁の便利さが伝わり、世界中で「あたりまえ」になるときが来ると思います。
特訓が終わったKさんは、お帰りになる直前、「ここに来て、真理はここにあるとわかりました。今後のご活躍を楽しみにしています」という主旨のメッセージをくださいました。
以上です。