「ふわふわ千切りサラダ」の作り方を紹介します。
私はレストランの仕込みでほぼ毎日作っています。
仕込み始めた当初は、だんだんと細く切れるようになるのが楽しかったです。
練習を続け、今くらいの細さ(1㎜程度)になりました。
細いほどふわふわ感が出ますが、千切りの細さはお好みです♪
いろんな細さで作って、「シャキシャキ・ふわふわ」の歯ごたえをお楽しみください。
★食材を切っている動画も参考にしていただければと思います。
★切り方についてよくいただく質問も、後半に紹介しています。
~作り方~
【 材料 ジップロック深型タッパー1個分 】
※大根・人参の皮は剝いています
大根・・・・・・・約180g
人参・・・・・・・約15g
レタス・・・・・・1枚
① 各食材を千切りにし、それぞれ水にさらします
大根
人参
レタス
② 水を切って、1つのボウルにまとめ、たっぷりの水の中でふわっと混ぜます
※大きめのボウルに水をたっぷり入れると混ぜやすいです
③ 水を切って完成です
キャベツやキュウリの千切り・玉ねぎスライスなどを入れてもキレイです。
ごく細の千切りをしてみたり、あえて太めに切ったり
いろいろ試してみると楽しいです。
~よくいただく質問 Q&A~
Q:「結(片刃)」ではなく、両刃の包丁で切る時のポイントはありますか?
A:両刃の包丁で切るときは、包丁を少し右に傾けて切ります。
片刃と比べて安定しにくく、少し力が必要です。慣れるまではゆっくり切ってみてください。包丁にくっついた食材は1枚1枚丁寧に並べ直して切るとキレイに仕上がります。
※左利きで両刃の包丁を使っている方は、包丁を少し左に傾けて切ってみてください。
Q:スライド切りを使うのはなぜですか?
A: 「はやく・きれいに・安全に」切れるからです。
Q:横けん(繊維を断つ切り方)で切っているのはなぜですか?
A :切り心地が良く太さが安定し、水につけても食材が「まっすぐ(私の好み)」のままだからです。まっすぐが好みの理由は「キラキラとしてハリがよく見え、触感も柔らかく感じるから」です。縦けん(繊維に沿う切り方)は、木造建築で例えると、曲がりにくく丈夫な「柱」のように丈夫さを優先する切り方なので、私は、口の中でゴワゴワする気がします。
片刃のシェフナイフでも両刃のシェフナイフでも、
横けんの方が食材がまっすぐなままです(水にひたして10分後の様子)。
実際の触感は、細く切るほど「横けん・縦けん」の差がなくなると思います。
Q:各食材をいったん水にさらすのはなぜですか?
また、各食材を別々に水にさらすのはなぜですか?
A:食材のハリと発色をよくするためです。
細かいかもしれませんが、各食材を別々に水にさらすのは、
レタスや人参の色素が大根に移らないようにするためです。